パートナーのスマホを全部見てみたいと思った事はありませんか?
浮気をしているんじゃないかと浮気を疑い、SNSやLINEでどんなやりとりをしているのか、誰と通話をしているのか知りたくなる事があると思います。
そんな時に浮気調査アプリを利用する方法があります。
浮気調査アプリを使う前に、そうしたアプリがどういった機能があるのか解説したいと思います。
浮気調査アプリについて知らずに使って、後で大変な事になる場合もあります。
浮気調査アプリとは、対象者にバレずに浮気を見破るための驚異的な機能から浮気調査アプリと言われますが、遠隔操作アプリとも呼ばれるスマホアプリです。
元々はスマホの盗難防止や紛失などの際に悪用を防ぎ発見などに役立てる目的として開発されました。
参考:浮気調査アプリを利用すれば、バレずに浮気調査ができますか?スマホでネットバンキングをする人や様々な重要ファイルをやりとりするなど、スマホでできる事が増え、その分スマホの盗難や紛失などの不安も高まりました。
そうした時に防犯の目的のアプリを入れて監視する事により、盗まれたスマホの現在地を確かめることができ、万が一の時のための保険としてスマホにアプリをインストールしている人もいます。
このアプリが活躍したと思われる事例として、例えばニュースにもなりましたが現金数百万円を置き引きに合い、持ち主はそのカバンの中にスマホを入れていました。
その方の家族が位置情報を調べた事で犯人がすぐに捕まったという事なので、家族で位置情報を共有するアプリなどを入れていらっしゃったのかも知れません。
浮気を監視する事や浮気をしていない証明としてだけでなく、家族や子どもがそれぞれどこにいるのか知るため、家族でスマホのGPS情報を共有しあうのは珍しいことではなくなっています。
アプリにより様々な違いがありますが、主な機能として
こうした驚異的な機能を持つアプリは、盗難や紛失の際にこんなに心強いものはありませんが、この機能を転用する事で浮気調査アプリとして使われる事があります。
自分のスマホに入れて自分が使う分には何も問題はないのですが、使用者に黙ってこうしたアプリを入れる事は不正指令電磁的記録に関する罪問われる可能性があります。
現に妻が見知らぬアプリがあった事から警察に相談し、夫が勝手に入れて監視していた事で逮捕されたという事件がありました。
恋人はおろか配偶者であっても「勝手にこうしたアプリを入れる事は逮捕」されるのだという事なのです。
裁判で浮気の慰謝料を取ろうと考えた時に「不貞の証拠」が必要になります。
浮気調査アプリでそうした不貞の証拠となるものを押さえる事は出来るのですが、それは「裁判では使えない証拠」になります。
直接性交渉をしている動画などで明らかな不貞の証拠だとしても、その証拠が違法な手段で取られたものはその違法性を突く証拠となるので相手の不貞を問う事ができません。
裁判で使う浮気の証拠は合法の範囲で取られたものや、探偵が調査したものでなければ提出できず提出したとしても逆に罪に問われる場合があるのです。
監視アプリはアカウント名とパスワードがわかれば誰でもログインできます。
このIDとパスワードが外部に出てしまえば勝手に使われる恐れや、そのスマホの情報を外部にばら撒かれる危険性などがあります。
これはプライバシーの侵害にあたりますが、勝手に入れられて他人にばら撒かれた事で入れた人も共に罪に問われる可能性があります。
合法の範囲で浮気調査アプリを使う場合は、
などの注意点があります。
様々な脅威から守ってくれる心強いアプリですが使い方によっては違法になってしまい、 逮捕される危険性がある事。
そして勝手に入れた事が相手にバレてしまうと、何よりもまず全てを監視されていたという事から二人の関係に亀裂が入る事もありここからの信頼回復や関係修復はとても困難になるという事が挙げられます。
浮気調査アプリについてご紹介してきましたが、本来の意図で使う際や相手に了承を取ってから使用する分にはとても便利なアプリだという事は言うまでもありません。
スマホでの利便性の高まりと同時に保護すべき重要なデータが含まれるようになった事で、こうしたアプリを使い脅威から身を護る事も必要な事ですし万が一の時の保険として安心できるという利点もあります。
ここまでご紹介してきた事などを、浮気調査のそうした便利さと危険性を十分に理解する参考として頂けたらと思います。